鉄則
「ソフトウェアテスト293の鉄則」より テストを複雑さで分類すると、テスト戦略を検討する際に 混乱を防ぐことができる。 ・レベル0 「スモークテスト」 テストチームがテストを始められることを示す簡単なテスト。 レベル0で重大なバグが見つかるような製品…
「ソフトウェアテスト293の鉄則」より 「プログラムのバグを全部叩き出せたか、なんて誰にも分からない」 と十分理解しているはずなのに 軽々しく「テスト完了」と言い放つ人がいる。 (中略) 「完了」という言葉は、曖昧なまま使われることが多い。 いずれ…
「ソフトウェアテスト293の鉄則」より あのプログラマは山ほど未修正のバグを抱えていて 一生かかっても修正できそうにない、 または、バグをみんな先送りしようとしている といったことを言いつけてやりたいこともあるだろう。 その気持ちはよく分かる。 し…
「ソフトウェアテスト293の鉄則」より こつことバグを見つけるのが嫌になってしまい バグの作り込みを予防する方が効果があると思えるときがある。 ミスしないよう最初から気を付けてプログラムを作ってくれさえすれば バグの数は減るはずなのだ。 確かに正…
「ソフトウェアテスト293の鉄則」より バグを見つけたら、そのバグについてだけ報告すべきだ。 「プログラマのジョーはばかなやつだ」 などと個人攻撃を書いてはいけない。 (中略) バグの報告とともにプログラマ自身の問題を報告し始めたとたんに プログラ…
「ソフトウェアテスト293の鉄則」より 自分が本書を読んでいるからといって、他人も読んでいると思ったり プログラマもテストのことをよく知っていると仮定してはならない。 (中略) 顧客や開発側も、テストや品質なんてどうでもよいと思っているわけではな…
「ソフトウェアテスト293の鉄則」より 直感はあくまでも参考にとどめ、根拠としてはならない。 「これはバグだ、なぜなら明らかにバグだからだ」 ではなく 「これはバグだ、なぜなら顧客が重要視している要求X, Y, Zを満たしていないからだ」 という論法でい…
「ソフトウェアテスト293の鉄則」より 一般論にこだわって誤った認識を持つよりも、 判断方法を固定しない方がよい場合もある。 テストの十分性の判断基準は自分の技量と判断力に基づくべきだ。 公式を見つけることではなく、自分の頭を働かせることに注力し…
「ソフトウェアテスト293の鉄則」より プロジェクトの終盤では、開発者は膨大なバグを修正し、 製品を完成させるためにかなりの時間の残業をしているのが一般的だ。 このような厳しいプロジェクトは皆が、睡眠時間も少なく、 ストレスと過度の興奮状態にある…
「ソフトウェアテスト293の鉄則」より テストとは、プロジェクトの行く手を照らすヘッドライトの役目なのだ。 前方を明るく照らし、地図を挟んでにらみ合っている プログラマとマネージャに現在位置を示しながら、 何か轢きそうな時は警告しつつ、崖に何メー…
「ソフトウェアテスト293の鉄則」という書籍を 久しぶりに読んでいる。 前は気づかなかったことが、今読んでみると 妙に心にひっかかったりする。というわけで、せっかくなのでアットランダムに 書き記していくことにした。
「ソフトウェアテスト293の鉄則」より 「やってみたら動いたよ」「動くのは確かめた」 「今じゃ、動くようになった」と言うのを聞いたら、 いつも「動く」という言葉を 「ある要求を、ある程度満たしているようだ」と 言い換えることをお勧めする。 (中略)…
「ソフトウェアテスト293の鉄則」より プログラマは竜巻だ。 天変地異と一緒だと思っていた方がよい。 彼らはやれることをやるだけなのだ。 何をやるかは会社によってまちまちである。 テスト部門は、相手に合わせて対応していくしかないのである。