鉄則154 バグを憎んで人を憎まず
「ソフトウェアテスト293の鉄則」より
バグを見つけたら、そのバグについてだけ報告すべきだ。 「プログラマのジョーはばかなやつだ」 などと個人攻撃を書いてはいけない。 (中略) バグの報告とともにプログラマ自身の問題を報告し始めたとたんに プログラマはテストチームとの情報共有をやめ 一緒に会議することもなくなるだろう。 これではテストチームの存在は無意味となり テストチーム自体が「問題」になってしまう。
これは鉄則中の鉄則だね。
テスト担当者は、バグを見つけたから自分がエライ、
あいつはバグを埋め込んだからバカだ、なんて、これっぽっちも思っちゃいけない。
プログラマは極悪でないかぎり、バグを出しちゃったら「もうしわけないなぁ...」と
自然に思っちゃうものだ。
そこに攻撃加えちゃいけない。
鉄則には、情報共有に関する問題を書いてるけど
プログラマにはストレスのない状態で作業してもらったほうが
いい品質のものがあがってくる、と信じている。
だから、自分自身のストレス防止に加えて
「プログラマに対して攻撃的にならない」ようにするためにも
おおらかな気持ちでテストすることを、心がけてます。