Code Reading
Code Readingをリーディング。
Code Reading―オープンソースから学ぶソフトウェア開発技法
- 作者: トップスタジオ,まつもとゆきひろ,平林俊一,鵜飼文敏
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2004/06/01
- メディア: 単行本
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今日は 2つの章を読了。
8章 ドキュメント
3章 Cのデータ型(上級)
8章は、ソースコードを読む前に
ドキュメントがあれば読もうね、ということ。
そして情報のすくい取り方について書かれてある。
「こんなドキュメントもありまっせー」的なのも。
あと、troff, Texinfo, Docook, javadoc, Doxygen などの概要。
そういえば troff, man, mdocでドキュメント書いたことなかった。
自分で書いたAPIとかツールの説明を
man形式で用意しておくのも悪くないな、と思った。
3章は Cのデータ型。
オブジェクト指向の実装方法とか、具体例とか。
構造体に関数ポインタを用意してオブジェクト指向する例。
netbsd/sys/sys/file.h
の例があった。
read, write, ioctl, poll, close を共有する仕組み、
これから必要になるのでおさえる。
いままではオブジェクト指向やるなら素直に C++使おう、って
思ってたけど、file構造体の実例を見ると、Cでやる気も出てきた。
あと共用体で「多態の実装」をするのは
ここのところ yacc/lexで木構造を構築するパターンで
何かとお世話になっていて、ますます重要になっているな、と思ったり。
alloca() の使用に関する態度が FreeBSDと GNUコミュニティとで
異なっている、とか。
他にもどういう違いがあるか、見ていこう。
本書のリーディングも折り返し地点付近。
失速しないよう、うまく分割して続行しよう。