2008年の振り返り
2008年も最後の日になったということで
来年の自分のためにも、今年一年を振り返っておきたいと思います。
ことしは四半期ごとのまとめがやりやすいらしい。
Q1 (1〜3月) - ネタ探し期
去年の秋頃から
「カイシャの中だけで力を発揮するのではなくて、一個人のエンジニアとしてアイデンティティを確立したい」
みたいな気持ちが強くなってきていたのですが
それで、「カイシャとぶつからない領域で何ができるか?」みたいな
自分探しというか、ネタ探し中心の時期でした。
そういうわけで、自分の心が何に反応するかみてみようと
いろいろと自分に刺激を与えていたようです。
で、なんかコンパイラに興味を持つようになって yacc/lexの勉強を始めたり
小さな言語を作ってカイシャの仕事に適用したりして
コンパイラの雰囲気をつかんだりしていました。
Q2 (4〜6月) - 変化期
4月には今年一番のショックでもあり変化の材料でもあった
PowerBook G4が盗まれる出来事 がありました。
もろもろのデータが失われたのは痛かったですが(とっても><)
これを機に MacBookProを新調し、開発環境は快適になっていきました。
データを失ったのを教訓に、とにかくメモをいろいろとブログに残すようになりました。
それで、Vimperatorを使い始めたのをきっかけにヘルプを日本語に訳したエントリーを書いたら
このブログで今年最多アクセスのエントリーになってしまいました。
Vimperatorのヘルプを日本語にしてみたよ - kei-os2007 against the machine!!
いやいや、ほんとテキトーに書いてたので申し訳ないんですが...直すのもアレだったので。
この時期は Linuxデバドラの勉強してました。
YLUGのことを知ったのもこの時期。
それから Twitter始めました。
6月くらいからは、ブログを書く頻度を下げたかわりに
メモ書き中心だった内容を、人に読んでもらうのを意識しながら書くようになってきて
行動が外向きに変化してきたように思います。
Q3 (7〜9月) - 出撃期
イベントやこれまで参加したことのなかった勉強会に足を運んだ時期でした。
第1回 VimM勉強会に参加して LTできたのは良い経験でした。
あと、ブログに書いてるのはこんな感じ。
- YLUGカーネル読書会に初参加
- YLUG 第89回 カーネル読書会
- 第弐回 天下一カウボーイ大会
- LL Future 2008
- VimM#2
- Japan Linux Conference 2008
- 第90回 カーネル読書会
- 次世代IPTVソリューションセミナー
勉強会の内容だけでなく、いろいろな人に会ってお話して
人とのつながりができたのが収穫でした。
そして、もう孤独じゃないんだ、と。
Q4 (10〜12月) - 開発期
土日は子守りで家にいることが多かったので、イベントに出かけられず
少し歯がゆい状態でしたが、夏頃から Haskellの勉強していたのを
具体的な成果物につなげるべく、Haskell Parsecライブラリを使って Verilogパーサを書き始めました。
githubのリポジトリを活用した開発サイクルが身についてきました。
(いまのソースコード)
というわけでまとめると
カイシャの枠組みでのエンジニア活動だけでなく、個人として動き始めることができた年でしたが
まだスピードが足りないなぁ、と思うし、思い切りも足りないなぁ、と思います。
もっとフットワークを軽くして、来年は小さなアウトプットをたくさん出して
小さく繋いでいくようなやり方を意識する必要があるかもしれないです。
今年 1年間、kei-os2007 against the machine!! に来てくださった皆様
どうもありがとうございました。
あまりブログには書いていませんが、読んでもらえているということが、とても励みになっています。
来年は、このブログを通じて何かお返しできればいいな、と思います。
とりあえず、年明けからはまた週末のイベントには参加できそうです。
(子守り強調月間もおわったので)
2009年、走ろう!
来年もどーぞよろしくです!
追記
「最多アクセス数」といっているのは、google analyticsで見た結果です。
下図のアクセス数のグラフは「週ごと」で出しています。
PVの上位5つが出てますが、Vimperatorのエントリーへのアクセスが最多なんですね。